新「桃山展」 大航海時代の日本美術
10月22日に、太宰府にある九州国立博物館で開催されている特別展『新「桃山展」 大航海時代の日本美術』に行ってきました。
そんなに興味のある時代の展覧会ではありませんが、そうそう見ることができない作品がたくさん出ていますので、行かなきゃ損ですよね。
さて、大航海時代。
江戸時代に鎖国が始まるまでは、日本は世界中と交流や交易し、日本文化に外国文化のエッセンスが加わった時代です。
その結果として、日本美術がダイナミッックに変化していった時代の絵画や名器などがたくさん展示されていました。
その中で、一番私の目を引いたのは、ノアの方舟の屏風。
実にすばらしい。
日本のものではないですが、日本の屏風絵みたいなもので、屏風の作りが日本と同じ技法が使われているとかで、マカオに渡った日本人が作ったのかもしれません。
また、世界地図や主要都市の図の屏風も目を引きました。
多分、この展覧会で一番知名度が高いのが、これでしょうね。
教科書にも載っている、フランシスコ・ザビエル像
とにかく、見どころ満載でした。
そして、常設展示の方で、関連企画も開催されてまして、合わせて観覧されたほうがいいと思います。
さらに、常設展示の特別展「六郷満山展」も開催されており、個人的にはこちらのほうが好みでした(^_^;)
国東宇佐の文化財の仏像など、なかなか見ることが出来ないものばかりです。
※掲載している写真は、九州国立博物館より提供を受けました。
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